ギフト・作法のマナーガイド

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個人的なおつきあいのギフト

日ごろ、お世話になる方、ごぶさたがちな方に感謝の気持ちを届けたり、お元気ですかと声をかけ、交流を深めるのが中元・歳暮です。欧米のように個人から個人への贈答品が未発達な日本では、こうしたギフト習慣をきっかけとして親交を深めたり、感謝したりするのが自然でしょう。儀礼的な中元・歳暮もありますが、若い層を中心に個人的なおつきあいのギフトとして定着してきています。お中元はお盆までに贈るのがしきたりのため、お盆が七月に行なわれる関東から東北にかけては主に六月下旬から七月十五日まで。月おくれのお盆の地区では七月下旬から八月十五日とする所もあります。なお、前者の場合七月十六日以降は表書きを「お中元」とせずに「暑中見舞」「暑中御伺」などとし、立秋をすぎたら「残暑御伺」にするのがしきたりです。一方、お歳暮は年の暮に贈るものですから、大体十二月中に、ただし、大晦日近くではあわただしいので、なるべく十二月二十五曰くらいまでにというのがエチケットとされます。年を越してしまったら「年賀」となり、さらに「寒中見舞」とするのも一法でしょう。

個性的でない品のほうがいい

結婚内祝いに贈る品物はもとがもてなしの代わりですから、お赤飯とかそれに代えてかつおぶし、紅白砂糖などがよく使われました。しかし、これも一般ギフト同様、先方の好みや生活環境、そして自分との関係に即して品選びをするのが感謝の気持ちを表わすことになると思います。友人など同世代向きには、気のきいた家庭用品、しゃれた室内装飾品、たとえば卓上小物やナプキン、ランチョンマット、新しいデザインのポットやフォトフレームなど、実用的で便利、なおかつおしゃれな感じの品を探したいものです。年配者へは、それが親戚など親しい間柄なら記念にしてもらえるように漆器とか箸置き、整理盆など身の回りにおいて使ってもらえる品がいいでしょう。でも親の知人や仕事関係者などへは、記念にしてというのはおこがましいですから、もう少し実用性の高い品にします。かつおぶしやワインなど祝い事にふさわしい食品をはじめ、あまり後に残らない品としてタオルやせいぜいテーブルセンターなどにしたらどうでしょう。同じく、近所や職場の仲間にもタオルや嗜好品など、あまり個性的でない品のほうがいいと思います。

お賤別に対してのお返しは?

家族や親戚などが、定年ごくろうさまの気持ちを込めて、何かプレゼントするときは、これから本人がどんな生活をするかによって選びたいもの。当分何の予定もないような方へは旅行をプレゼントするなり、今までやりたがっていたのについにできなかった外国語の勉強、ビデオ教室へのお誘いなどはどうでしょう。でも、とりあえずは、皆でお祝いの会を開いて、大いにねぎらってあげることだと思います。お返しは定年退職のお祝いというかお賤別に対してのお返しは本来は不要です。受けたままでは気になるなら、定年後ひと月くらいたったころにでも、近況報告を兼ねて、手軽な品を贈ったらどうでしょうか。テーブルセンター、コースター、卓上小物など負担にならず、しゃれている品です。もし、記念に旅にでも出たなら、旅先で見つけたこけしなど郷土玩具もいいと思います。

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